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スペイン5部でプレーする難しさ

Buenas!!!

今日はチャンピオンズリーグのセビージャvsザルツブルグをバルで観戦してから大雨の中スペイン5部のクラブにトライアル中の2人の様子を見に行ってきました。

セビージャvsザルツブルグ

今週末のリーグ戦の相手がロングボールを裏にどんどん蹴ってくるチームということもありロングボールに対する守備陣の対応と長いボールを蹴らせないためのボールを失った後の連動したハイプレスを徹底してトレーニングしていました。

スペイン5部のように下部のリーグになってくるとプレスの強度や圧力は非常に高いものがありますが1部や2部に比べて技術的に下がるので中盤を省略してロングボールを多用するスタイルのチームが増えるんです。

ただロングボールが増え空中戦やフィジカルコンタクトが多いリーグで活躍できる日本人選手は少ないのでこうゆうリーグを10代や20代前半で経験してこういった中でもボールを持って仕事ができるようになることやまた空中戦やフィジカルコンタクトの勝ち方を学ぶことも選手として成長できる部分はたくさんあります。

このリーグでボールを持って仕事をしてオフザボールの時や守備の時でも仕事ができる選手は上のリーグに行っても通用する選手です。

もちろんリーグが上がれば上るほどいる選手の能力値は平均的に上がっていくのでまた必要になる能力というのは変わっていきますが綺麗なサッカーだけで昨日する選手は上に行ったとしても壁に当たってしまいます。

なぜならプレスのインテンシティやチームとしても連動性もリーグが上がるに連れて変わりますしプロの世界では監督が変わればスタイルも求められる役割も変わるものなのでリーグや試合に合わせて適応することが必要になるからです。

選手としての幅を広げるためにもプレーのインテンシティやフィジカルコンタクトを向上させるには良いリーグだし、このリーグでプレーするのは簡単ではないなと改めて思いました。

自分も現役時代にアルゼンチン5部でプレーしていたときに激しさやグランドの悪さに苦戦しましたが、良い選手はそんな中でも試合のテンポをコントロールしたり試合を決めるプレーができるので日本では学べないスペインの下部だからこそ学べることはたくさんあるので違うリーグに行くにしてもこの時間からできる限りのことを吸収してほしいです。

外から見ていても寄せるスピードや圧力がものすごいのでボールを持ってから考える時間は非常に短いのでプレーするのが大変そうでした。

スペイン5部?下部でしょ?楽勝だよ!みたいに考えてる選手がいるのであればやってみてほしいですね。

見るのとやるのは別物だから。

そしてプレーできると活躍するの差もとてつもなく大きな違いがあるので下部だろうがどこだろうが1シーズン通して試合で結果を出し続けるのは簡単ではないんです。

綺麗なサッカーに慣れてる日本人選手にとってはスペイン5部から学ぶことはたくさんあると思います!!!

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