Buenassss!!!!
明日はベルギーからある選手がやってきます。
彼は現在日本代表としてもクラブでも活躍中ですが高校時国体の招集も断っていたのもあり高校時代は全く注目されることがなかったような選手でした。
大学では1年から試合に出るなど能力が認められ始め、Jのスカウトの目に留まり、プロのキャリアを23歳からスタート。
25歳で海外クラブへレンタル移籍。
レンタル移籍で挑んだクラブで結果を出し完全移籍と今に至る。
僕はこの選手はもっと早くに発掘されていたらもっと上のクラブで今頃プレーしていたなと感じています。
高校で注目されていなかったのはなぜなのか?を考えた方がいいなと思うんです。
強豪クラブとか国体に選ばれていない選手は日本のスカウトは見ていないということだと思います。
海外のスカウトはwyscoutで海外から見れるのはプリンスリーグくらいなので強豪校とユースのみ。
であれば、育成年代から日本のスカウトも海外のスカウトも含め見られる環境を作る必要があるので、今週はこっちで一緒に動いてるエージェント会社とこの環境作りについての話し合いをします。
この選手の話で言えば、最初に契約したJクラブは大学の先輩を見に来ていたクラブのスカウトがその大学を見に来ていたてその選手も見てもらえていたからなので見られる環境でない大学だったら彼は発掘されないままプロになれなかった可能性もあるのでやはり見られる環境を日本に作る重要性を感じます。
今は特に海外からスカウトが日本に入れる状態ではないのでこの環境作りは急務だと思うので2022年はここにも力を入れていきます。
選手はとにかく自分から動いて見てもらえる機会を増やす努力だけは怠らなければ見てる人は見てるので諦めないでチャレンジし続けて欲しいです。
今評価されていない選手もただ見てもらえていないだけの可能性もありますし。ブラジル代表のリシャールリソンですら、10クラブ以上からいらないって言われたんです。
リシャーリソンといえばエバートン史上最も高い移籍金で獲得された選手。
でもそんな彼も全く評価されない時期がありサッカーを辞めるかも考えてたこともあったんです。
まだ彼が育成年代の頃ブラジルの地元でチームを探している時10以上のクラブからいらないと言われ、不合格の評価を受けていた。
サッカーを辞めるかを迷っている中、ラストチャンスと決め地元を出て600キロ離れたアメリカミネイロのトライアルに帰りの切符を買うお金もなかったので片道切符だけを手に挑戦。
そのトライアルに合格し、そこからブラジル代表まで登り詰めていったんです。
もし彼が不合格が続いた時に諦めていたらブラジル代表にはなっていなかったかもしれないと考えると評価されない時期に諦めず続けられるメンタルの図太さが必要なんだなと思うんです。
もちろん、リシャーリソンがアメリカミネイロのトライアルに不合格になっていた可能性もあったとは思う。
でもリシャーリソンは諦めなかったんです。
結果は置いておいてもうそこが全てで諦めていたら今のリシャーリソンはいなかった。
だって10以上の地元クラブにいらないって言われたら心が折れててもおかしくない話ですよ。
でもリシャーリソンは別の地域のクラブのトライアルに行ってチャンスを掴んだんですよ。
心を折らさずに前に進んだからこその今なんです。
もし今不遇な時を過ごしている選手がいるのであればリシャールリソンのように10クラブ以上から要らないと言われてもその評価を受け入れて前に進み続けて国の代表まで登り詰めている選手がいることを忘れずに今自分が置かれている環境に負けないでもらいたいと思います。
