育成年代

時は必ずくるよ

Buenasss!!!

今色々な挑戦をサポートさせてもらっていて感じるのはこの挑戦は選手のものだけではなく家族も一緒に戦っているものだということです。

久保 建英みたいに将来ラリーガでプレーするんだと決意し、スペインで日々戦っている若い選手たちがいて物凄い高い壁を登ろうとしている段階で色々な壁にぶつかっては乗り越えるのを目の前で見ていてこの経験は一生モノだし、1人の人間として本当に強くしてくれてる。

親が一緒にいたとしても、親も経験したことのないことで乗り越え方がわからないことだからこそサポートはありながら最後は自分で乗り越えていくしかないというのが本当に貴重な経験だと思うんです。

最初は言葉がわからないところから始まり、サッカーの違い、文化の違い、習慣、考え方などすべての違いを受け入れて適応していく過程を通して見える人としての成長は日本の学校では手に入らないものなのでこの苦労は財産になる。

選手としての成長もですが何より人としての成長がこの挑戦が与えてくれるプレゼントなんだと思うんです。

一昨日、縁もありサポートしてる選手が大会の優秀選手に選ばれたと連絡を貰いました。

この大会はレアルマドリード、バルセロナ、PSGなど強豪クラブのカンテラが参戦する大会で試合を見ましたがレベルの高いチームばかりでいい大会でした。

あれだけのクラブが参加する大会で優秀選手を選ばれたことも凄いのですが彼がキャプテンとしてチームを牽引するまでになっていた成長が1番嬉しかったです。

紙の面でもそうだし、文化の違いでぶつかってきた壁を知っているからこそ、この優秀選手というご褒美がこの年末に舞い込んできたことは今まで積み上げてきたものに対して返ってきた結果なんだと僕は思ってしまいます。

別に彼が何かを成し遂げたわけではないのでまだまだこれから頑張っていってもらわなきゃなんですがこの選手だけでなく早い段階で自国を離れて生活しサッカーで勝負しているこの子たちが選手としても人としてもさらに成長していって、こうゆうご褒美をどんどん受け取っていって欲しいなと思うんです。

僕が用意できるものだけではないのですが僕ができることは彼らが夢に向かうためのガソリン(刺激、機会)を彼らに注ぎ込んでいくことだと思っています。

今ご褒美(評価、成果)を得ていない選手だとしても僕はすべてはタイミングだと思っているので時には我慢して積み重ねていく時期もあるかもしれないけどブレずにコツコツ積み上げていって欲しいなと思っています。

この挑戦は誰でもできるものではないのでどんな時も楽しんで欲しい。

どんなタイミングでどんな形でかはわからないけど積み上げてたものは必ず自分に返ってくるから。

今を楽しんでいこう。

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