スカウト

価値あるランチ

今日は大手エージェント会社のWassermanのスペイン支部の代表 エクトルとのランチでした。

彼は今でこそ世界的に有名なサッカーのエージェント会社で代表をしていますが元々はバスケの選手で引退後アルゼンチンに住みアルゼンチン人のバスケット選手をスペインやアメリカに移籍させていたバスケットのエージェントでバスケ選手のエージェントを10年していたんです。

その後クライアントだった女子バスケット選手の息子をきっかけにサッカーのエージェントを始め今年で11年。

そのエピソードも面白いんです。当時見ていたクライアントの女子バスケ選手から息子がサッカーをやっていてレアルソシエダってクラブのU14にいてエージェントから先日も電話があったのよと言われ、話を流すように聞いていました。そして興味本位でそのエージェントの名前わかると聞いたそうです。

そうすると、ジョルジュメンデスと答えたんだそうです。

エクトルはびっくりして聞き返すと、

なんとクリスティアーノロナウドの代理人のジョルジュメンデスだったんです。

メンデスが見に来るくらいの選手であればとプレーを見に行ったところこれはとなりそのバスケ選手の息子と契約をしてサッカー選手のエージェントとしてのキャリアを始めて行ったんです。

その後実績を積み重ねていき、最初の大きなオペレーションを成功させます。

それは当時大手のスペインのエージェント会社の門を叩いたところからスタート。

その会社からできるもんなやってみろといわれんばかりに選手のリストを渡され、仲介人としてそのエージェント会社のスペイン人選手を10ヶ月の間動き続けてようやくアストンビラからのオファーを掴んできたんです。

その選手の移籍金は5億円、それが初の大きな移籍オペレーションでした。

そしてその時もらったコミッションは100万円。

その金額のコミッションとしては明らかに少なかった。でもその当時はコミッションの額よりも実績が欲しかったしいくら稼ぐかに興味がなかったという。よっぽどクラブとの信頼関係の方が大事だったから何も言わずに経験として捉えてそれを糧にしてエージェントとして成長していきTOPまで上り詰めたんです。

食事中にエクトルからはおまえはおれにいきなり会ってくれ!と連絡してきた。

しかも一緒に仕事しよう!とかめちゃくちゃな物言いだったけど自分も若い時はそうだったしそういう姿勢は嫌いじゃない。笑

だけど、これは仕事だ。だから結果が全てあり、それを含めた信頼できる人間なのかが重要なんだ。

だから今日をきっかけに関係を構築していきたいと言われました。

この言葉は僕の中では想定内で、当然の反応だと思って聞いてました。

しかし僕が本気でこの世界でTOPになりもっともっと多くの若い日本の才能を欧州のTOPの舞台に立つための架け橋になるには順番待ちをしていたら一生掛かっても無理でしょう。

なので今日のランチには意味があったと思うし、ここからは自分次第だと思うので今まで以上に強い意志を持って1日1日突き進んでいきたいと改めて強く思いました。

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