今日は久しぶりに世代別のアルゼンチン代表のスカウトのフアンと会って話を聞いてきました。
おそらく彼の役職は日本にはないです。
多くの10代選手が欧州でプレーするアルゼンチンだからこそ存在するものなんだと思います。
彼は欧州にいる400人近くの20歳以下のアルゼンチン人選手たちのプレーを日々追っかけて選手のクラブでのパフォーマンスや成長を分析しデータを集めて管理するということを日々やっています。
昨日もユベントスU23に所属する18歳のMatias souleがトップチームの試合に召集されたという連絡が入ったから来週はイタリアに飛ばなきゃいけなくなったと言っていました。
毎週末アルゼンチン選手が所属する試合に足を運び、選手と話したりクラブ関係者から選手の様子を聞いたりパフォーマンスの分析をし成長の過程を常に追いかけるということを日々ひたすらやっています。
これは僕がサポートしてる選手に対してやっていることなので非常に興味深い話でした。
なぜアルゼンチンサッカー協会はフアンのようなスカウトを欧州に派遣しているのか?
それは10代の選手はプロセスが全てという考え方があるからなんです。
どんなに良い才能であったとしてもプロセスを間違えれば開花しないで終わってしまいます。
日々のトレーニング態度はどうなのか?練習に遅刻してないか?クラブでの態度は?栄養面は足りているか?身体的な成長は?怪我は?私生活の問題はないか?などそういったトータル的に見て抱えてる問題がないかという管理が重要になります。
この選手はクラブから大事にされてるなとか、監督と上手くいっていないから試合に出ていないんだなとかっていうプレー以外の情報なども定期的にスカウティングしているのです。
もちろんパフォーマンスの面で伸びている選手伸びていない選手という観点でユース年代の選手の成長を追っかけている側面もあります。
育成年代の選手の成長を定期的に見ていきピッチ内はもちろん私生活を含む人間性の部分の成長を管理していくことは国外にいるからこそさらに重要度が増すなと改めて感じました。
自分もトータル的に選手の成長を引き続きサポートしていきます!
最後に
最後にスカウトのフアンが名前を挙げた有望な選手の動画を貼っておきます!
Alejandro Garnacho 17歳 マンチェスターユナイテッドU23に移籍し現在活躍中。
(16歳の時の動画)
Lucas Lomero(ラッツイオ)16歳 -マジョルカでリーガエスパニョーラ最年少デビューの15歳でプロデビューをしたロメロ。
Nico Melamed 20歳 エスパニョル