育成年代

選手ではなくなった時までを見据える責任

Bom dia !!

今日は育成というのは選手を育てるのではなく人を育てているというルイコスタの言葉が頭でぐるぐるしてました。

約1%しかプロとして活躍できないと言われてる世界。

サッカー選手で生きるというのはそれくらい競争率が高いところを目指しているということ。

もちろんその可能性をあげられるように日々選手も指導者もクラブも努力をするのですが周りにいる大人はプランB、C、Dまで見据える責任がある。

サッカーだけでなく、バスケでもなんでもトップアスリートとして活躍したスポーツ選手が22歳になるまでに辞める確率も非常に高いこと。

プロを引退した後にキャリア形成に苦しむんでいる選手がいること。

決してプロとして成功することと幸せな人生を送ることはイコールではないと選手に理解させないといけない。

プロサッカー選手というブランドやクラブのエンブレムの価値はいずれなくなるものなのでそこに惑わされてはいけないということを知ってほしい。

プレミアリーグの元選手でも50%以上の選手が引退後5年以内に自己破産している選手がいるという事実がある。

これは特に未来に不安を持ってほしいわけではなく、繰り返しになりますがプロとして成功することと幸せな人生を送ることはイコールではないことを理解して1人の人間としてどうかという部分に向きあう必要がある。

そうゆう意味では親元を離れて暮らしている子達はラッキーなことに自分に向き合わされる環境にいるからこそ、

できることできないこと、得意なこと、苦手なこと、自分の弱さなどから逃げないでほしい。

なぜならプロとして成功したとしてもできなかったとしても人生は続いていくし、自分の人生は最終は誰も責任はとてくれない。

だからこそ選手としてではなく人としてどうかを大事にしたい。

それこそが選手ではなくなった時に最も大事なことであり、選手ではなくなった時まで見据えるということに繋がっていくとおもうんです。

ベンフィカだけでなく、育成で成功してるクラブというのは人間形成に成功することが本当の成功なんだとポルトガルのレジェンド選手であり、ベンフィカの国際ディレクターのシモンの話を聞いて考えさせられました。

やっぱりどこまでいっても結局は人間性ですね。

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