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サッカーを知ってる日本人になるには?

Buen dia!!

たくさんの日本人選手が欧州に挑戦している中、アーセナルの富安建洋選手、フランクフルトの鎌田大地選手など欧州の市場で活躍し評価されてる選手もでてきました。

でもまだまだスペインで大活躍する日本人選手はでてきていないですよね。

スペイン1部では久保建英選手などスタメンで試合にコンスタントにでる選手もいますが柴崎岳選手も2部で苦戦している状況であり、スペインサッカーに順応するというのは簡単ではありません。

今までサポートしてきた多くの日本人選手が言われてきたサッカーを知らない日本人という評価。

これは一体なんなのか?

日本人選手の評価というのは基本的には真面目で勤勉で技術が高く俊敏性があり持久力もあるなどのポジティブな評価を受ける一方でサッカー脳や戦術の部分で現地の選手より劣るというネガティブな評価も多く受ける。

具体的な部分でいうと、オリンピックの3位決定戦でメキシコに敗れたあとのデュッセルドルフの田中碧選手のインタビューで「デュエルだの戦うだのを彼らは通り過ぎている。チーム一体となってどうやって動いて勝つかに変わってきている。」「彼らはサッカーを知ってるけど僕らは1対1をし続けている。そこが大きな差だ」という話しにあったような、サッカー理解度の部分というのがスペインで成功する上でも非常に重要だとスペインでサポート選手をしている選手を見ていても日々感じています。

サッカーを知ってる日本人になるにはどうすればいいのか?

日本ではドリブル塾などが存在するように選手は育成年代で基礎技術に多くの時間を割いている国です。

ただその技術を習得する時間というのは必要なことなので不要だということではないです。

ですが、スペインではドリブルだけのトレーニングは存在しないですし7歳だろうと9歳だろうとあくまでサッカーを構成する要素の一つとしてサッカーというスポーツがどんなものかというものを伝えます。

どうゆうふにボールを回すのが良いのか、それはなぜか。どこでボールを受けるのが良いのか、それはなぜか。  ボールを失ったらどこにポジションを取るのか、ボールを奪ったらどこにポジションを取るのか?そんなサッカーというスポーツのゲームの戦い方を技術習得とともに学んでいくんです。

2016年にU7の日本人チームを連れってたスペインの国際大会の決勝のベティスvsセビージャの7歳の選手たちの試合は見たときの衝撃は今でも忘れられないです。

彼らの試合はまるで大人のようでした。サイズこそ小さいし、スピードも遅いけどやってるサッカーは大人と同じ。

まさにそこにはスペインサッカーがありました。

ボールの動かし方、状況判断、守備のやり方など全てを見て彼らはサッカーを知ってるなと見せつけられたんです。

スペインで成功するためにはまずサッカーを知らない日本人からサッカーを知ってる日本人になることが第一歩!!

スペインの地で成功する日本人選手をたくさん輩出できるようにサポートしていきます!

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