Buenas!!
今日はベンフィカとの打ち合わせでした。
ベンフィカの育成プロジェクトは2006年に立ち上げ、最初の成功は2014年のベルナルドシウバの売却でした。
育成環境に投資し選手を育成してから8年がかかりました。
このベンフィカのケースを見ても育成というのはすぐに成果が出るものではなく時間をかけて作り上げていくプロセスが必要なものなのです。
焦ることなく長い目で見ていかなければいけない。
実際、ベンフィカの成功例であるベルナルドシウバもジョアンフェリックスも育成年代の時はチームで主力ではなくベンチを温める時もあったほどです。
ベルナルドシウバは技術はあっても小さくて試合で思ったように力を発揮出来ず、ジョアンフェリックスに関しては線が細く強靭な肉体を持つディフェンダー陣の前で能力はありながらも力を発揮できない選手だったのでそれが理由でFCポルトをクビになったこともあるほどです。
そして、ベンフィカの育成ディレクターが話していた興味深い研究があり、それは60%のプロで活躍する選手は育成年代の時に平均よりも成長が遅かったというデータがあるというのです。
今現在サッカー界でトップを走るベルナルドシウバやジョアンフェリックスのような選手でも育成年代に力を発揮できておらず、身体の成長に伴いポテンシャルを開花させていきトップまで辿り着いたというように、育成年代のどのタイミングで開花するかは人それぞれチャンスを掴むタイミングや成長のスピードは異なるので焦らずに成長できるように努力を続けることが重要になるのです。
だから自分を信じてとにかく今できることを必死に積み重ねていくこと。
もうそれしかない。
ベルナルドシウバやジョアンフェリクスでもクビになったり、ベンチにいる経験をしてきてるので育成年代の評価でプロになるか決まるわけではないということなので皆んなにできることは努力を続けて可能性を最大化させるトライをしていくだけ。
やり続けよう!