Buenasss!!
今日はポジショニングについてです。
昨日のバジャドリードのトレー二ングはカンテラ(InfantilA)の監督のチェマのトレーニングでした。
彼はプロとしてアトレティコマドリードやバジャドリードでも選手としても活躍した経験がある指導者で僕のアミーゴでもある元スペイン代表でマンチェスターユナイテッドのリカルドの親友で前から知っていたのですが人柄がとにかく素晴らしい人格者です。
彼を指導者として見るには今回が初めてでしたが選手にコンセプトを理解させるのが非常にうまい監督でとにかく優しさが滲み出てる指導が最高です。
そのチェマが昨日子どもたちに指導していたのが守備の高さと味方との距離。
守備のときに同じ高さに2人が並ぶのはダメだと繰り返し話していました。
並んでしまうとカバーにもならないし、パス1本で2人が同時に超えられてしまうので全員が違う高さにポジションを取ることが重要になるんです。
そしてもう1つ繰り返し伝えていたのは距離間です。
選手と選手の距離間は自分のマークとボールを基準に考えてスペースを埋めることとマークすることの両方ができるポジションに立つことがです。
言葉にすると簡単ですがボールは常に動くのでボールが動くたびにポジションを変えていかないといけないので常に考えて動けないといけないので完璧にやるのはプロでも簡単ではないので育成年代の選手は意識してプレーしていかないと身につかないです。
こういったDetalle(細部)を常に修正しながら指導してもらえるスペインはやはり育成の面でアドバンテージがあるなと思いますね。
ただこの細部を身につけるには言語を覚える必要がありますよね。
なぜならこっちではトレー二ング中に指導者がPorque(なぜ)を説明するのですがそれがわからなければ理由がわからずにプレーすることになるからです。
だから日本から来る選手たちはサッカーと同じくらいに言語を真剣に取り組まないといけないんです。
高さや距離をしつこく指導するのはスペースがサッカーというスポーツにおいて非常に重要なものだからです。