Buenass!!!
今日はトットナムに所属するスペイン代表MFブライアン・ヒルについてです。
現在20歳と若い選手ですが昨シーズンローンで移籍したエイバルでの大活躍により強豪クラブから注目され最終的に約32億円でトットナムへと移籍しました。
このタイプのサイドアタッカーは技術的には日本にもいるのですが彼ほど強いメンタリティを持っている選手は少ないです。
しかし現在プレミアリーグで昨シーズンリーガで見せたパフォーマンスを出せずに苦戦しています。
リーグが変わればサッカーのスタイルが変わり求められることが変わるので適応力が求められます。
プレミアリーグではフィジカルが求められるのでまずは体重を増やすこと。
そしてハードワークを要求されるリーグなので彼のように華奢な体格の選手はハードワークできるか否かで出場機会の数が変わる。
あとは英語を学ぶこと。
これは海外挑戦する日本人の課題になる言語問題。
将来世界で戦っていくヴィジョンがある育成年代の選手は今すぐ取り掛かってほしい。
勇敢であれ(Valiente)
ブライアンの歩んできた道は決して平坦ではなく、むしろ困難続きでした。
家庭がすごく貧しかったため180km離れた自宅からセビージャの練習場まで通うためのガソリン代がなくクラブが負担していた。それだけなくクラブが父に仕事を与えてくれた。本当に貧しかった。
彼は11歳でセビージャに加入して以来、自分の状況を幼いながら理解していたため責任を持って謙虚にサッカーに打ち込んだ。親にもクラブにも感謝の気持ちを忘れることなく成長していった。彼が最初に結んだ契約で受け取ったお金でお父さんに自分の送り迎えができる車を買ったんだそうです。
彼のことを悪くいう人は誰1人としていないほどリスペクトを持って人に接する謙虚な性格。
彼は苦しい状況から逃げることなく乗り越えてきたから今がある。
そしてその苦しい時に支えてくれてくれた人たちがいたから今の自分がいることも理解してる。
ピッチ上では幼少期から才能が目立っていたためユベントスから声がかかったこともあったがセビージャでプレーを続けた。
そしてクラブに32億円の移籍金という形の恩返しをした。
また彼はピッチ上でもValiente(勇敢)なんです。
ストリート出身の選手が備えているものを彼は持っている。
いつどんな時でもボールを欲しがる。
何度ミスをしてもボールを欲しがる。1度ダメなら2度、2度ダメなら3度、、、と何回も仕掛ける。
そして彼が最も優れているのは仕掛けられる場所で仕掛けられる状態を作ってボールを受けることができるところ。
またドリブルでスピードに乗った状態でも右にも左にもどちらにでもいける天性のバランスも魅力。
技術的な部分でもメンタリティの部分でも真似してもらいたい選手です。
ここからさらに大きなジャンプ(飛躍)をしていく選手なので注目しておいてください!!!
壁に負けるな!勇敢であれ!
Sea Valiente!!!!