Buenasss!!!
今日は文化の違いについてです。
昨日バジャドリードのカンテラディレクター マルコスからトレー二ング後に言われたこと。
優しさ、思いやりが日本人選手の最大の長所であり最大の弱点になっているということ。
これは今まで出会った海外の指導者のほとんどが同じことを言います。
例えば昨日のボールポゼションのトレー二ング中に3タッチ以内という条件があったんです。
ある日本の選手は3タッチして止まったんです。これがスペイン人であればごまかして平然と4タッチするんです。
本来ごまかすということは良いことではないですよね。
でもそれはピッチ外での話であってピッチの中では騙し合いであり、ごまかすことも時には必要です。
それもすべてはチームの勝利のため。
これはずるいのではなくズル賢いということです。
この他にも日本の選手でファールをしてしまった相手に対して謝っている選手もいました。
こういった優しさや思いやりはピッチ内では弱点になります。
これは文化であり、教育の良い部分なのでなくしてはいけないことですが、ピッチに持ち込んではいけない。
南米だったら肘を入れても足を踏んででも勝とうとするし、ルールが3タッチ以内であっても必要なら4
タッチしてごまかそうとする。
ファールだって勝つために必要ならしれっとやる。
こういったマリーシアも文化によるものだと思うんです。
僕が住んでたアルゼンチンもブラジルも日常にも盗難や騙し合いが普通にあって日常から駆け引きが存在しているしそれによって危険察知能力が磨かれるというのもある。
ぼけっとしてたらすべてを失うような国は安全面では良い国とは言えないですが、
ぼけっとしてても問題ない平和な日本のような国では育たない部分があってそれがサッカーをする上で非常に重要な要素になるんです。
だからこそ意識的にそういった勝利のために必要なピッチ内の駆け引きや騙し合いを身に付けていかないと世界では戦っていけないでしょう。
ピッチ内では優しさや思いやりは弱点になるということを今一度頭に入れて欲しいと思います。
ピッチ内ではズル賢い選手でなければ生き残っていけない!!!!