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日本人のラ・リーガへの挑戦

Buenass!!!!

今日はLaLigaについて。

過去中村俊輔選手、大久保選手、家長選手など数々の日本人がLaLigaに挑戦してきましたが未だ大活躍した選手はいません。

乾貴士選手がスペインリーグで長いシーズン活躍したことも相当すごいのですが中田英寿選手がセリエAで残した結果ほどの活躍ではありませんでした。

今後現在ラリーガ挑戦中の久保健英選手のように幼少期からスペインで育成された選手が大活躍する可能性は大いにあります。

現在日本で開催されている高校サッカー選手権を見ていても能力の高い選手は海外でやれるポテンシャルはあります。

ただ他のリーグに行けばプレーの強度も攻守における戦術レベルやフィジカルレベル、言語など多くの違いがあるので高校選手権で見せてるプレーをすぐに出すのは難しいでしょう。

古川陽介選手など素晴らしいドリブルとアジリティを持ってるタレントだと思いますが過去に高校選手権で大活躍した柴崎岳選手もスペイン2部で苦しんでいますし、J1鹿島アントラーズで10番を背負い活躍していた安部裕葵選手はスペイン3部で苦戦しています。

乾貴士選手はドイツで4シーズン、スペインで6シーズンと10年海外で戦い現在33歳。

久保建英選手は10歳から14歳までのバルセロナでの4年と18歳でレアルマドリードに移籍してからマジョルカ、ビジャレアル、ヘタフェを経て今までの3年海外で戦い現在20歳。

柴崎岳選手のポジションはスペインは世界全体で見ても豊富にタレントがいるポジションなので2部でも十分に凄いことですし、柴崎選手も安部選手も20歳を越えてからの挑戦なので適応期間を含めると少し遅い。

なので今日本にいるポテンシャルの高い選手が早い段階で欧州に挑戦し言語やハードワークを覚え、戦術理解度や守備の強度を高めることができれば十分に可能性はあると思うのでどんどん挑戦した方がいいなと高校サッカーを見ていてそう感じました。

日本で18歳の選手たちが高校選手権を戦っている間に今スペインでは今夜のFCバルセロナ vs マジョルカ戦のFCバルセロナのメンバーに召集された18歳のEstanis Pedrola に注目が集まってます。

もし試合に出ればGavi,、Balde、 Ilias 、Demirに次ぐ5人目のユース世代でのトップデビューになるからです。

そして何より凄いのが彼は2021年の7月にFCバルセロナU19(JuvenilA)に移籍してきたばかりで2ヶ月前に安部が所属していたバルサB(サテライト)でデビューしたてで物凄いスピードで階段を駆け上がっている若手の選手。

でも彼よりも日本の高校サッカー選手権に出てる選手の方が “上手い”選手もいると思います。

正直静学の古川くんの方がプレーは綺麗だし“上手い”と思います。(サッカーが上手いの基準が日本と他の国では異なります)

でもEstanis Pedrolaは18歳でバルセロナのトップでデビューするチャンスを掴みかけてる。

この違いはどのリーグにいるかの違いが全てなんでです。

日本の高校サッカー選手権とスペインのユースリーグの違い。

日本の高校選手権は日本ではたくさんの人に見られるけどバルセロナの関係者は見てない。

 la Fundació ReusというバルセロナU19に移籍する半年前まで在籍したクラブは日本で誰も知らないし、間違いなく日本なら静学を知らない人はいないと思いますがバルセロナに入る可能性が高いのは la Fundació Reusです。

なぜなら対戦相手として同じリーグで戦って自分のプレーを見せる機会があるからです。

これこそが最大のチャンスなんです。

Jリーグでプレーすることだけが目標ならいいですがその先に海外を見据えてる選手であるなら誰に見られるリーグかを考えもっとシビアに身を置く場所を考えていくべきだと思います。

努力だけでは埋められないチャンスの差があることを知ってもらいたい。

人生1回しかない中でどのチャンスを掴みたいですか?

と聞かれてJクラブとFCバルセロナのどちらを選びますか。

ラ・リーガは人生賭けて挑戦するに相応しいリーグだと思います。

若い日本の選手たちにはどんどん挑戦してもらいたいですね。

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