Buenas!!
スペインではコパデルレイが始まり、次々とジャイアントキリングが起こっています。
2部のスポルティングヒホンが1部のラージョバジェカーノを、2部のレバンテが1部のヘタフェを3部のセウタが1部のエルチェを倒しました。


コパデルレイは下のカテゴリの選手からすると自分を上のカテゴリのクラブに見てもらう絶好のチャンス。
また3部のチームが1部に勝つなんてことが頻繁に起こるのがスペイン全体のレベルの高さを物語っています。
3部でも相当なレベルがあるのでJ1でやっている日本人の選手が来たから簡単に出れるリーグではありません。
現に元アントラーズの10番の安部は3部で活躍出来なかったし、セルティックにいる井手口も3部のクルトゥラルで試合に出れなかった。日本代表の柴崎岳も2部でずっとプレーしているくらいレベルは本当に高いリーグです。
でもその3部リーグでスタメンで試合に出続けているアキトくんのような日本人もいるんです。

先日の2部アラベスとの試合もスタメン出場。

彼はJFLからスペイン4部に移籍し、そこから3部まで上がってきた選手。
一方で対戦相手であったアラベスにいる元U20代表の原大智は出場なし。
彼はJ1のFC東京から欧州に挑戦した選手。
アキトくんみたいに日本での実績はなく海外でキャリアを積んでいく選手がLADOCEからも今後たくさん出ていくと思います。
欧州の市場に入る上では日本の実績がある方が楽ですが結果を残すという観点で考えると全く関係ないです。
要は選手が何をピッチでできるかです。
自分がいるリーグを理解し、やるサッカーを理解し、自分をピッチで最大限出すために分析しそこに必要な試行錯誤を繰り返すことができるかです。
選手の良し悪しを日本でどこのリーグにいたかで測ることはできないのです。
だからこそ、今の自分を俯瞰して見続ける俯瞰力が必要になります。
客観的に自分を見る目がなければ、自分が闘う市場で価値を上げていくことはできない。
俯瞰力が高い選手はどこでも適応していける。
