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スペインサッカー育成年代のカテゴリ

スペインサッカー育成年代

スペインの育成年代では2歳ごとにカテゴリ分けされています。またプロ同様にシーズン通して行われるリーグ戦はホーム&アウェイでシステムを組んでいて昇格&降格がある競争の中で育成されていきます。この競争のある環境があるかないかは育成年代の選手にとっては非常に重要になります。

スペイン育成年代のカテゴリ

☑️Prebenjamin(プレベンハミン):7人制

プレベンハミンは小学1年生と2年生年代。7歳-8歳のまでのカテゴリ。

☑️Benjamin(ベンハミン):7人制

ベンハミンは小学3年生と4年生年代。9歳-10歳までのカテゴリ。

☑️Alevin(アレビン)7人制

アレビンは小学5年生と6年生年代。11歳-12歳までのカテゴリ。

州によってはアレビンから11人制サッカーに移行。

☑️Infantil(インファンティル):11人制

インファルティルは中学1年生と中学2年生年代。13歳-14歳までのカテゴリ。

☑️Cadete(カデーテ):11人制

カデーテは中学3年生と高校1年生年代。15歳-16歳までのカテゴリ。

☑️Jubenil(フベニール):11人制

フベニールは高校2年生から大学1年生。17歳-19歳までのカテゴリ。

※スペインでは早生まれというのは存在せず、生まれ年でカテゴリ分けしますので、               2021年1月1日 生まれと 2021年12月31日生まれは同じカテゴリとなります。

スペインの育成年代の試合と練習

スペインの練習は基本的には90分。プレシーズンに練習試合を組むことはありますがリーグ戦期間はどのカテゴリも練習試合を組むことは滅多にありません。それだけリーグ戦を大事にしているんです。

試合は基本的に土日のどちらかに1試合です。日本のように1日に何試合も組んだりすることはないようです。

量よりも質を大切にしていることや選手の身体の負荷を考慮したシステムになっているのです。

競争がある環境

スペインでは育成年代から各カテゴリで1部、2部、3部といった形で昇格&降格が存在しているので監督もプロと同じように1勝を大事にしているので週末の試合に勝つためにしっかりトレーニングを組み、試合に出る選手を選定し勝利に向けた戦術を組んで試合に臨んでいるんです。

また監督自身も結果がでなければ来シーズンも指揮をとれる保証がないので完全結果主義の世界で競争しているのです。

このようにスペインは育成年代から試合の勝ち負けにこだわって昇格や降格があるプロと変わらない環境で育っていくので勝利に対する貪欲さや勝負強さが自然と身に付くんです。

日本も育成年代から貪欲さや勝負強さが身に付くような環境でサッカーできるようになればA代表の結果も変わっていくのではないかと思っています。

やはり環境の差は大きいですね!!!

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