昨日は1人の16歳の選手と将来について2時間ほど話をしてきました。その選手は当初の滞在の予定では1ヶ月でした。僕は彼のバックグラウンドを聞いた時にサポートしてあげたいと純粋に思ったんです。
もちろん今サポートしてる選手に対しても同じ気持ちなんですが、彼が過去に経験した悔しい想いはしっかり受け止めて彼の成長の手伝いをしたいなと思っています。
彼はまだ16歳で彼のサッカー選手としての人生も人としての人生もまだまだこれからなのでしっかり見届けていきたいです。
僕は選手としてみんなをサポートしていますが、選手として大成することも大事にしていますがそれよりも一人の人として自立しなおかつ人として魅力溢れた人間になって世の中で活躍していってほしいと常々思ってます。
選手はいつか必ず引退します。だからこそサッカー選手としての結果よりもプロを目指す過程をどう向き合いどう過ごしたか、人との出会いやサッカーを通してした良い経験も悔しい経験も全てが人生の財産になるんです。
今世界的にこの先の未来がどうなっていくのか予測できないからこそ多種多様な価値観や生活、考え方に触れ自分自身の道を自分で切り開いていく力が今後今まで以上に一人一人に求められる世の中になっていきます。
先が見えていたレールも突然先が見えなくなってきている今、既存のレールの上を歩いているだけでは生き残れない時代になっていて、そんな未来で生き残っていく力、人間力をみんなにはサッカーを通して、海外挑戦を通して身につけて力強く生きていってもらいたいです。