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世界の14歳

今日はアルゼンチン代表スカウトのフアンに招待され、マドリードカップというレアルマドリード、バルセロナ、アトレティコマドリード、ラージョバジェカーノ、PSG、ユベントスなどが参加している大会に行ってきました。

全クラブの試合を観ましたがこのカテゴリは成長スピードによってフィジカルの差が著しく表れるので中には180cm近い大きな選手もいれば150cmくらいの小さい選手もいるのでどうしても大きな選手が目立ってしまう。

ただその中でもPSGの10番やバルセロナの10番アトレティコの10番など中盤の身長の低い選手たちは自分が不利にならないようなボールのもらい方やボールの運び方が非常に巧みなのでボールを失うことがほとんどなくゲームメイクしてチャンスを演出してました。

またPSGはフランスということもありアフリカ系の選手がスタメン11人のうち8人を占めていてサイズが大きく身体能力も高い選手が多かったのでフィジカル的に有利に試合を進めていました。

どう見ても14歳には見えない選手ばかりでとても学ランを着る年齢とは思えなかったです。笑

成長スピード

バルセロナやアトレティコマドリードやレアルマドリードなどでも例外なく大き選手もいれば小さい選手もいて、それは成長のスピードに関係している。

成長期は人によって様々だ。だから14歳のこのカテゴリではフィジカル差が生まれる。大きな選手はフィジカル的にアドバンテージがあり優位な状況を作り易い。

だが、成長期が終わる17、18歳くらいになったときにフィジカル的アドバンテージがなくなってどうなるか?

それまでフィジカル的アドバンテージがある中でやってた選手は今まであったフィジカル的優位がなくなり差をつめられてしまうケースが多くあります。

逆に成長期が遅く今まで小さかった選手たちはフィジカル的に不利な状況でプレーしてきたので工夫が必要だったため状況解決するための術を身につけられているので成長期が終わったときに有利な状況になります。

ただし一概に成長が早く大きな選手よりも成長が遅く小さい選手の方が成長期が終わったときには有利になるとは言えません。

結局は育成年代で身長が大きかろうが低かろうが日々考えて試行錯誤して自分のプレーを磨いているのかそうでないのかで決まります。

育成年代のときにあったフィジカル差に頼ってプレーしていればその差がなくなれば苦しむことになるし、身長が小さいからという理由で今は大きい選手に勝てないと試行錯誤することを放棄してしまえばそこで成長は止まってしまう。

だから育成年代の選手は今自分にあるものはなんなのか?ないものはなんなのか?ということを日々自分と向き合い考えて試行錯誤を続けていって成長していかなければならない。

問題は成長スピードでなく、自分と向き合い試行錯誤し続けているかが重要。

 

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