Buenassss!!
今日はスペイン1部のELCHE CFのBチーム(サテライト)に練習参加している19歳の選手の練習を見てきました。
BチームのことをスペインではEquipo Filialと呼び、U23カテゴリに値するサテライト(2軍)のような位置付けです。ElCHE Bはテルセーラ(5部)を戦っています。アフリカ系選手も数名いたりサイズが大きな選手がたくさんいました。
ですが状況判断の質、スピードや技術はそこまで高くない印象です。ただサッカーは技術だけで勝敗が決まるスポーツではないので技術がある選手だからといって簡単にプレーできるかといえばそんなことは全くないです。
実際、練習参加している選手と話すと、練習で何度も削られたと話していたように簡単リーグなどないのです。
ただ日本人選手にとって重要なのはリーグの試合にシーズン通して出場してリズムやインテンシティを掴んで自分の能力を見せていく機会をつかむことです。
能力が高い選手でしっかりその能力を試合を通して証明することができればリーガエスパニョーラでも十分上に上がっていけるチャンスはあるんです。
実際に過去に当時2部にいたエルクレスというクラブの提携先の下部リーグのホベエスパニョールに加入し試合に出場し活躍しエルクレスBにレンタルという形で加入しトップデビューしスペイン2部リーグでデビューした柏レイソルユース出身の杉田選手がいました。
彼こそFilial(Bチーム)からチャンスを掴み駆け上がったタイプの選手。
現在はスウェーデン1部で活躍中です。
特に彼を有名にしたのは彼の2部デビュー戦で2アシストをし大活躍したムルシアとの試合をFCバルセロナのピケがテレビで見ていてこの日本人のクオリティはすごい!!!とツイートしたことから1試合でスペイン国内においての彼の知名度は一気上がった。
この例でもわかるように試合に出て見てもらうことが重要なんです。
リーグでプレーして活躍する。当たり前だけどこれこそが大事であり最初の重要な一歩。
そして誰に見てもらうかで人生は変わる。
だからこそ1年1年どのようにサッカーキャリアを進めるかを真剣に考えていくことが必要不可欠になるんです。
FilialでもレアルソシエダBは2部、レアルマドリードカスティージャ、FCバルセロナBは3部、アトレティコマドリードBは5部にいるなど様々ですしクラブは他にもいっぱい存在している。
まずはチャンスを掴めるかどうか。そこが最初の壁!!
19歳の挑戦はここから!!道は必ず開ける!