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真剣勝負してる舞台

Buenassss!!!!!!

今週から単身11歳でスペインに挑戦してる選手がスペインのU11(ALEVIN A)最上位リーグであるDIVISION DE HONORに参加するLas Rozasに練習参加してます。彼は現地の学校の寮に住みながら挑戦しています。

本人も凄くレベルが高いと言ってましたがそれは当然です。Division de Honorにはレアルマドリードやアトレティコマドリードも参戦するこのカテゴリのTOPなのでレベルは高いのですが問題はこのレベルにどれだけ早く慣れることができるか。まずは基準を変えてもらいます。判断のスピード、技術の精度、切り替えのスピード、プレッシャーの速さ、フィジカルコンタクトの強度などの全てを。

でも適応すればいいだけ。できるできないではなくやれる。やるだけ。

適応する時間は誰しも必要。でもそれを11歳からやれるというのはアドバンテージでしかない。

16歳であれば登録ができる年齢になる18歳になるまでの2年でどれだけスペインサッカーに適応できるかが問われます。

言語も文化も生活リズムもサッカースタイルも全てに馴染むことができた選手のとってはあとは純粋にピッチの中で結果で評価されるので真剣にサッカーに向き合い自分に向き合える選手であれば道は開けます。

欧州という市場でサッカー選手として勝負していくために必要なことをこっちで勝負してる選手には常に伝えています。

特にメンタリティの部分は僕から伝えることがたくさんあるので伝えています。

僕は選手としての時間の中で人として成長できるというのを知っているのでその時間を最大限先の人生にも繋げてもらうための準備をしているので来月くらいには始めていきたいと思います。

16歳以上の選手には基本的にはやってもらおうかと思ってます。もちろん強制ではないですし、その選手が自分の人生の役に立つなと思えばやってもらえばいいと思っていることです。

レアルマドリード 

昨日はレアルマドリードの女子でスペイン1部にいるレアルマドリードフェメニーナ VS レアルソシエダの試合を見てきました。

レアルの監督であるダビに招待してもらったので試合後に会ってお礼をと思っていたのですが今シーズンのレアルは4試合で勝ち点1しか取れておらず、この試合に負けたら解雇の可能性もあるような状況でまさかの0−1で負けてしまったので空気を読み挨拶せず帰ってきました。

でもこれは海外のクラブでは当たり前にある話でましてやレアルマドリードともなればプレッシャーは他のクラブ以上にあります。昨日もスタジアムの雰囲気からすごいプレッシャーがかかってることが明らかでした。

先日試合後のインタビューでこのクラブは勝ち点3以外は負けと一緒とvinicius jrも言っていましたがそれくらいこのエンブレムをつけてプレーする選手には責任があるんです。

だからレアルマドリードでアザールが全く思ったような活躍ができないのも十分に理解できることなんです。

ここで適応するのは簡単じゃない。それは選手だけでなく監督にも同じことが言えます。

カタールなど中東でも3試合で監督がクビになることは日常茶飯事だそうです。

でもこのような環境に置かれているからこそ1試合にかける想いは強くなるし勝負強さは磨かれるんだろう。

ここに選手、監督、クラブ関係者、サポーターの情熱が溢れる熱い1試合があるのは環境も大きく関係してると思います。

世界の舞台で活躍する選手は日本では感じることのないプレッシャーの中で育ってるんです。

日本人選手が本気で世界を目指すなら全員が真剣勝負している舞台に身を置くべきです。

これは確信しています。

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