Buenassss!!!
今シーズンからトップ契約していた20歳のベルギー人選手がベルギー2部と契約して活躍しています。
この選手は彼が18歳のときにスイスで知り合った選手。
キャリアはこんな感じ。↓
セリエAのトリノU19出身で18歳でスイス1部 ルガーノU21でプレー、19歳でベルギー1部のスタンダード・リエージュU21でプレーして20歳でベルギー2部のムスクロンでトップ契約。
このキャリアは1例ですが、欧州の20歳前後の選手でユースからトップに昇格できない選手の方が多いのでこうゆう形でU21やU23のようなサテライトのチームでトップ昇格を目指すケースは多く見られます。
スペインでもそうですが22歳を越えるともう若い選手とは見られなくなるのでカテゴリは別としてその年齢くらいまでにトップカテゴリでキャリアをスタートさせられるかが鍵になります。
多くのEU圏内の選手たちはこうやって色々な国、クラブを回ってチャンスを掴みにいってます。
伸びていく選手
伸びていく選手とそうでない選手で明確に違うものは謙虚であること。もちろん自信は重要なんですけど、自信と謙虚さのバランスがすごく大切で。謙虚さがある選手はうまくいかないことが起きた時に自分に矢印を向けられるんです。次自分はどうしていけばうまくいくだろうか? とか、怪我したときもそう、この期間で何ができるだろうか?と未来の自分の進化のために自分に目を向け続けられる。
この謙虚と自分はできると思う自信。
日本人だけでなく、スペイン人をはじめとした色々な国籍の選手を日々見てるとこの2つは長いキャリアを歩む選手(伸びていく選手)は持ちあわせているなと感じます。
そして年々、EU圏外の選手で小学生や中学生の頃から将来欧州でプレーすることが前提の選手が増えていることをこっちにいて実感しています。
それは日本だけでなく他のアジア諸国、アメリカ、南米、中東、アフリカなど世界的に見て増えていて、僕が15歳でスペインにいた時と比べ物にならないです。
日本で言えば、僕ら世代のように中田英寿の背中を追いかけていた時代から変わり、今は子どもたちが久保健英の背中を追いかけていることが1番の要因でしょう。
やはり時代を引っ張るスターが与える影響は大きい。
そして出てくる成功例はこれから先も変わっていくでしょう。
でもいつの時代も山を登る道は1つではないということは頭に入れておいてほしい。