昨日はUEFAネーションズリーグ決勝でしたね。
色々な良いシーンがありましたが僕はやはりオヤルサバルのゴールシーン。
ブスケツがボールを受けて顔を上げる前にマークを外す動きを仕掛けるなど動き出しのタイミングが絶妙なのとペナ付近までの中距離をダッシュした後に身体をぶつけられても崩れない強さ、最後のシュートを打つまでの集中力。
よくあるのがペナまで長いダッシュをして頑張ったけど力尽きて倒れながらシュートをしてそのシュートには力が伝わらずゴールから外れていくシーン。
彼のチャンスを目の前にしても力まない冷静さはずば抜けてる。
フランスで言えばベンゼマのシュートセンスですよね。現代の9番で世界top3に確実に入るストライカーですね。0-1の場面であのゴールを決める能力、ゴールセンス、メンタリティ、、、素晴らしすぎる。
元代理人に話を聞いているとこの選手を扱うのは色々大変なことは多そうですがTop選手に間違いないです……..
この会社はブラジル代表 MFカゼミロ、DFミリトン、スペイン代表DFアルバロ・オドリオソラなどを抱えているので彼らといると色々な大変さを知るのですがそれでもこの仕事の面白さや深みを知れば知るほど自分が選手をTOPに引き上げるサポートができるのは最高だなと思いますね。
勝敗を背負う覚悟を持つ選手でなければ生き残れない
スペインではなく欧州全体で見ても評価の基準は日本とは異なる。
日本では育成年代でカバーリングやサポートができる選手が評価される傾向にあると思います。それが悪いわけではない。
でもこっちで1対1で突破された選手がいたら、味方のカバーやサポートの距離にフォーカスがあたることはなくまずは1対1で負けたことが評価される。
オフェンスでもサポートがいなければ1枚剥がすなりキープできなければ評価されない。
ピッチ上で自分で勝敗を背負おう覚悟が求められる環境でサッカーをするのか、周りのサポートが悪かったと言われ責任を追及されない環境でサッカーをしてきたかでこの覚悟を持てるかに関係しているような気もしています。
もちろん極端な話をしているので別に日本がこうでスペインがこうだと断言をしてるわけではなくあくまで傾向の話。
代表戦後の各選手に対する評価にも差を感じる。
選手というのは評価されることに覚悟を持たなければいけない職業で、それを含め勝敗を背負う覚悟なんです。
だからミスした選手を叩くなという意見は甘さでしかない。逆に言えば国民から期待や批判を受ける責任を背負う覚悟がなければやっていけないのが国を代表する選手の使命。
1つのミスで国民から批判されるのは可哀想とも取れる。でも代表選手とはそういうポジションなのだから嫌ならやめればいい。
でも逆に結果がでれば国民から賞賛を受け英雄扱いされる表裏一体。
だから選手はプラスの評価もマイナスの評価も受け入れる覚悟を持った選手でなければこの世界では戦っていけないんです。