メンタル

試行錯誤する力

Buenasss!!!

先日から数回世界トップの育成クラブと呼ばれるベンフィカの関係者と話す機会がありました。

このクラブは話を聞けば聞くほど育成や教育という観点ですごく興味が湧くので現ベンフィカの会長である元ポルトガルの10番でありベンフィカの10番であるルイコスタにいずれ直接話を聞きたいなと思いました。

育成にはとにかく時間がかかるのでしっかりと選手のポテンシャルと才能を長い目で見て育てて行かなければならないと言っていましたが育成は本当に試行錯誤の繰り返しだと思います。

このクラブはここ10年でアカデミーで育成した選手の売却で1100億円ほどを売り上げているクラブでとにかく世界的に育成に定評があるクラブです。

今シーズンもUEFAチャンピオンズユースリーグで優勝するなど育成のカテゴリでも結果も出していて、なおかつアトレティコのジョアン・フェリックスやマンチェスターCのベルナルドなどの世界トッププレーヤーの輩出にも成功しています。

NEWCASTLE UPON TYNE, ENGLAND – DECEMBER 19: Manchester City player Bernardo Silva in action during the Premier League match between Newcastle United and Manchester City at St. James Park on December 19, 2021 in Newcastle upon Tyne, England. (Photo by Stu Forster/Getty Images)

現在マンチェスターCで活躍するベルナルドは育成年代では身長がハンデとなりフィジカル面で劣り試合に出れない時期をベンフィカの中でも経験しました。でもクラブは現状のパフォーマンスだけで判断するのではなく彼の持つ試合を読む力や判断力、テクニックに加えてフィジカルが周りと同じくらいついて来てきっかけがあれば彼の開花するということを考えてトップ昇格させました。

結果ベンフィカトップでは数試合の出場に終わりましたが移籍したモナコでチャンスを掴みマンチェスターCで大活躍するほどになりました。

現代のサッカーはフィジカル面が重要視されますが173cmのベルナルドが大活躍できるように、身長がなければ他の部分で戦えるというのがサッカーの面白いところ。

サイズがないのであれば、他の部分で上回ればいい。

そうやって自分にあるもの中でどう戦っていくかを考えてトライしていけばそこで学んで進化していくことができる。

だから選手は持って生まれた才能よりも試行錯誤し続けられるかということの方が重要です。

1つの方法でだめなら何回もいろいろなことを試してみればいい。

人に聞くことも時には必要だけど自分で考えて試行錯誤もせずに上手くいかないからすぐにどうしたらいいかを聞くのは違うなって思います。

毎日練習があって、そこはいわばなんでも試せる試行錯誤の場なのでそこでなんとなくプレーするのは本当に勿体ないこと。

1回のトレーニングも試行錯誤するように使えればめちゃくちゃ学びが出てくるはずなんです。

本人の姿勢次第で同じ時間を積み上げても違う成果になる。

ベルナルドのように20歳を越えて開花する選手もいますが、本人に学ぶ姿勢があれば何歳でも成長に限界はないのでほんと全ては本人次第だと思います。

片山堅仁/Katayama Kento

片山堅仁/Katayama Kento

スペイン在住のサッカー専門のコーディネーターです。 年間約100名を越える選手のサポートをする為、スペインだけでなく欧州の様々な国のクラブに足を運び、選手のサポートを行っています。 過去サポートした選手は1000名以上。

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