Buenasss!!!!
時代は変わっていくものですね。
昨日のエージェントとの打ち合わせでもスカウトの形は変わったという話になりました。
昔はテクニカルな選手がたくさんいるチームもあったが最近はテクニカルな選手はチームに1、2人となった。
それはサッカーのスタイルの変化。
常にサッカーは変わっていく。
今はスカウトで見るポイントはフィジカルを重要視しているのは今のサッカーがテクニカルな面よりもフィジカル面の重要度の方が高いというのがあります。
これは生の声でありリアルな情報ですので育成年代からフィジカルを軽視せずに取り組んだ方が良いですね
評価されようとするな
スカウトが見ているポイントについての話をした後ですが選手には良い評価をされに行こうとしない方がいいということを伝えたいです。
選手はプロであろうとアマチュアであろうと評価させる立場は引退するまでずっと続くんです。
それはメッシでも同じ。
でもその評価の捉え方を間違えると苦しむことになる。
スペイン代表のトラオレですらも自信を失っていた時、ミスをするたびに怒られないかと監督の顔色を伺ってプレーしていた時期があったというんです。
評価をガソリンにする選手。
こういう選手はミスしたときに監督の仕草や表情を伺いながらプレーすることになる。
そして気づけば、自分のモチベーションが他人の評価に左右されるようになるし評価されなくなるとサッカーに対するモチベーションを失っていく。
先生に褒められたいからやる教室掃除とか、
親に褒められるから勉強するみたいな感じ。
これはイコール褒められなければやらないに変わっていく人たちです。
サッカーのように評価がベースにある世界に生きる選手に評価を気にするなと言っても難しいのはわかります。
それは自分も選手だっから100%で理解できます。
でも軸を評価に置くことはしない方がいい。これは絶対そう。
いつからか自分が好きで始めたサッカーに対するモチベーションが他人に左右されるようになり、監督から評価されてるか、クラブから評価されているかによって行動が変わってしまうようになる選手を何人も見てきた。
そういう選手は試合中の監督の表情が気になり試合に完璧に集中することができずにパフォーマンスが下がる。
そしてパフォーマンスが下がるとどんどん自信を失う。
自信を失えば、自分のプレーを出すことよりも評価をより気にするようになる。
そうなるとサッカーが楽しくなくなる。
まさにトラオレがそうだったみたいに。
でもトラオレのことを監督が信頼して使い続けてくれた17-18シーズンにはプレミアム2部リーグで最多となる243回のドリブル突破を記録したんです。
2番目の選手より108回も多い数字だ。
それどころか、リーグが違うとはいえメッシ(185回)より58回も多かった。
その活躍によって2018年夏にウルブズに引き抜かれ、プレミア屈指のドリブラーへと進化していきました。
やはり自信はパフォーマンスに繋がる。
そしてその自信が評価に左右されているのは非常に不安定だと思います。
評価されてる時は皆んな何も問題ないと思う。
でも長い人生の中で評価されない時も必ずありますよね。
だから評価を気にせず毎回自分のベストを出そうとすることが大事。その姿勢が結果、評価に繋がっていくんです。
評価されていないときも自分を否定することなく、評価されてないという現状を受け入れて、今の自分に集中して、自分の成長に目を向けること。
褒められる(評価されてる)から頑張る。
褒められてない(評価されてない)から最悪。
って考えではサッカーを楽しんでいくことはできないとも思うので。
好きなサッカーをするのが苦しくなることほど残念なことはないと思うので子どもたちにはどんなキャリアであれ純粋にサッカーを楽しんでいって欲しいです。
もちろんプロの世界は綺麗事ではない。
だからこそ、評価と上手く付き合っていくことが自分のキャリアを長くするために重要なんだと思う。
他人の評価ではなく自分の成長に集中していこう。
