Buenasssss!!!!!
FCバルセロナ vs エスパニョールの試合を見ていて感じたことを書きたいと思います。
サイドバックの重要性を感じた試合でした。
この試合にダニアウベスがいなかったことがバルセロナにとってマイナスだったことは一目瞭然でした。
この試合の右サイドバックはデスト。
デストはスピードではダニアウベスよりも速いし、若さもあって機動力は十分あるしドリブルスピードもある選手。
でも前にいるアダマをより活かせるのはダニアウベスなんです。
スピードがあるアダマのような選手が活きるのはスペースがある状態ですよね。
そのためにはスペースがある状態でボールを受けられるかが大事になるんです。
じゃあどうすればいいのか?
それは中に敵が中に寄せれた状態からボールを受けることです。
その状況を作り出す上で重要なのがサイドバックのボールの動かし方なんです。
これはどうゆうことかというとサイドバックがサッカーをわかってるかにかかってるということです。
ダニアウベスはビルドアップの時にボール受けた時に右サイドハーフにボールを入れることがほぼないんです。
なぜならダニアウベスはサイドバックからサイドハーフに縦パスを入れたらプレッシャーがかかってボールが前進しないことを理解しているからです。
だから基本的に中もしくは逆サイドを探しているんです。
中にボールを入れることで敵が中に絞ることをわかっているからまず中にボールを入れてからスペースができたサイドにボールを散らすことを意識的にプレーできるんです。
そして彼はボールを出して、止まることがないんです。
彼は出して1、2歩必ず下がるかワンツーで前で受けられるようにボール出してすぐにポジションを取り直すんです。
メッシがバルセロナにいた時によくダニアウベスとのワンツーを見たことある人は多いんじゃないんでしょうか。
彼がパスを出してなんとなく前にいくこともなんとなく下がることはないです。
常に次に繋がるポジションを取ってるんです。
だからオーバーラップするタイミングも必要なタイミングで上がることができるんです。
この点はデストと大きな違いがありました。
デストは高い位置でボールを受けた時のプレーのクオリティは高いのですがアダマを活かすことができなかったのは上がるタイミングが間違っていたからです。
アダマが1vs1を仕掛けられる場面でオーバラップをして敵を連れてきてしまってアダマが勝負するために必要なスペースを消してしまってました。
デストがダニアウベスのようにプレービジョンを持っていたらスピードで勝負できなくなる年齢になっても活躍できるのですが今のままではスピードで勝負できなくなったら消えるでしょう。
サイドハーフやウイングは良くも悪くもサイドバック次第なんです。
エスパニョール戦でアダマが活きていなかったのはダニアウベスがいなかったのが大きい理由の1つだと思います。
選手たちにはサッカーというスポーツの理解をもっと深めてプレービジョンを持った選手になれるようにたくさんサッカーを学んでもらいたいです。
38歳のダニアウベスが未だ試合で活躍できるのはサッカーはインテリジェンス(頭の良さ)がある選手が生き残るそんな世界だから。