Buenasssss!!!
昨日のPSG vs レアルマドリードの試合を見た選手も多いと思いますが皆ムバッペのドリブルに目がいったのではないかと思います。
ここ数年のPSGを見ていて思うのは豪華なアタッカー陣に目がいきがちですがどの監督になってもマルコベラッティが試合に使われてるということにもっと注目して欲しいなと思って見ています。
165cmと小柄なマルコがPSGの中盤で出続ける理由を考えることが日本人のように長身ではない中盤の選手が注目するべきことだと僕は思うんです。
PSGのインサイドハーフの相方は190cmくらいあるダニーロ。
じゃあなぜどの監督も彼を起用するのか?
それはアタッカーを使いこなせるからです。
マルコはボールを受けたらまず顔を上げて前の状況を探ります。
そして見た瞬間にショートパスでもミドルでもロングパスでも出せるんです。
見てすぐに出せる判断力と精度の両方が備わっってるからできるわけなんです。
これって上から見てれば簡単なように見えますがピッチ上にいて一瞬で味方が敵からフリーになったとか、敵の裏を取ったなどを見てすぐに把握できるというのは物凄い能力ですよね。
この空間認知能力に長けているからマルコは165cmという体格でPSGの中盤で試合に出続けられるんです。
試して貰えばわかると思いますが顔の前に指を持ってきてその指に焦点を当てた後にすぐに遠くを見たときに遠くのものに焦点が合うまでに時間がかかりますよね。
マルコはおそらく遠くを見て焦点が合うまでの時間が圧倒的に短いんだと思います。
他にも目を鍛えるトレーニングは日本人でリバプールでとレアルマドリードでプレーしてる選手たちに話を聞いたときに着手していることとして挙げていましたが中盤で勝負する選手だけでなく、全選手が目のトレーニングは着手した方がいい部分だと思います。

そしてマルコベラッティが起用される理由のもう1つがボール奪取能力にあります。
彼は昨日の試合でもミリタオンやカセミーロからもボールを奪っていましたし、敵がどんなにでかくて激しいプレーヤーだったとしても怯むことなく身体を張ってでも奪うことができるんです。
この部分は日本代表の遠藤選手があの身長で試合に起用され続ける理由でもあります。
モドリッチもこの見てすぐにパスを出せる能力とボール奪取力で生き残っている選手。
この2つの能力は特に中盤で戦う選手には注目してもらいたい大事な要素です!!!