育成年代

No apurarse

Buenasss!!!!

今日は先日マンチェスターCと2027年まで契約した22歳のアルゼンチン人FWフリアンの11歳の頃の話です。

彼はアルゼンチンの有名スカウトマンであるピエロに発掘されてキャリアがスタートしました。

彼はその当時地元の小さいクラブでプレーしていましたがピエロが見て、フリアンが持っていた得点能力はスペシャルなものと判断し、レアルマドリードのカンテラのディレクターに話をしテストを段取りしました。

そのテストでも実力を認められ、レアルマドリードの一員として大会に出場し優勝を経験しています。

フリアンを発掘したピエロは11歳ですでに自分が将来プロになってサッカーで生きて行くということを明確に目的として持っていたと言います。

そして彼だけでなく家族もそれを理解していたのでクラブなどの環境選びを焦っていなかったそうです。

だからすぐにビッククラブに行こうとせずにレアルマドリードやボカなどたくさんのクラブのテストに行き実際に自分の目で見た上で16歳でリーベルプレートの下部組織で入ることを決めてリーベルでトップデビューしました。

11歳でレアルマドリードに家族で移住をしていく選択肢や13歳でボカにいく選択肢があった中で16歳までCA Atalayaという小さいクラブでタイミングを待っていたんです。

No Aprar se(焦らない)というのは成長できる環境をしっかり選ぶ上で非常に重要なポイントになります。

これは選手だけでなく、親も含めて結果ではなく子どもの成長を優先的に考えて環境を選べるかにかかっています。

結果を焦って環境を選ぶことだけはしないでほしいです。

すぐに目に見える形が欲しいという気持ちから見え方が良い環境を選んでしまう選手がいるんですが焦らずどの道が最終的に自分の目的に辿り着ける可能性が高くなるかを冷静に見るようにしてもらいたいです。

見られる環境にいることは大事ですけど、見たクラブから欲しいと言われるレベルに自分を持っていくことと自分の実力を発揮するための術を磨くことが大事。

これはいつも言ってるので繰り返しになってしまいますが、自分の特徴を理解し、その良さを最大限出せるのはピッチのどの場所で、どんな状況なのかを自分が細かく理解してることが大事だからとにかく自己分析すること。

人の試合を見ることも大事ですが自分の試合を見まくること。

自分が自分を1番理解してないと、ピッチで自分を使いこなせない。

試合で持ってる力を発揮しきれないという選手は意識的に自己分析をしてみてください!!

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