育成年代

18歳以降の選択肢

Buenassss!!!!!

今日は日本とスペインにある18歳以降にある選択肢の違いについてです。

日本であれば18歳以降の選手が持っている選択肢としてはプロか大学ですよね。

まず僕の中でサッカー選手として生きていく覚悟ある選手であれば18歳-22歳という貴重な4年間を市場価値0確定で大学というアマチュアリーグでプレーするという環境で過ごすのは勿体なすぎます。

スペインであれば19歳-23歳までの有望な選手はトップチームもしくはサテライトという選択肢があります。

レアル、バルセロナ、セビージャなどのクラブのサテライトは3部に所属しています。

昨日のブログでも書いたカルロスアルバレスは2003年生まれでSevilla Atleticoというセビージャのサテライトで3部で経験を積める環境にいながらトップ昇格に向けて準備しています。

もう1人マラガの宝石と呼ばれるダニロレンソも18歳でトップデビューを果たしています。

彼は16歳までマラガで育てられその後レアルマドリードのフベニールで18歳までプレーしました。

そしてその後はレアルマドリードのサテライト(カスティージャ)には上がらずにマラガのサテライトであるAtlético Malagueñoに戻ってきたんです。

この決断を下すのは普通はためらうんです。

レアルマドリードというクラブのブランドを捨てるという選択は簡単ではありません。

ただすごく賢い選択だったと思います。

マラガは今トップチームが2部でサテライトであるAtlético Malagueñoは5部にいます。

レアルマドリードと比べた時にどちらがトップチームでデビューする可能性が高いかといえば間違いなくマラガですよね。

結果彼は昨年の12月にマラガでプロデビューを果たしています。

ダニロレンソのように賢い選択ができるかでキャリアは大きく変わってしまいます。

また日本ではU23がないのでこの選択肢がないのと大学では19-22歳の間はアマチュアでプレーしなければならないというのはキャリアを考えればだいぶマイナスです。

スペインでは上のカテゴリにいる選手は16歳から多くの選手がプロ契約もしくはサラリーをもらってプレーしています。

プロとアマチュアの違いはメンタル面で大きく違いがあります。

16歳でプロとして生きる覚悟を持っているか23歳から持ち始めるかでは全然違います。

ダニロレンソは18歳にしてプロとしてどうキャリアを進めるかを冷静に判断できたから18歳でトップチームデビューをすることができたんです。

もしレアルマドリードのカスティージャに進む選択をしていたら18歳でトップチームデビューを果たすことはできなかったので、みんなにもダニのように自分の現在地と目的地を客観的に見てキャリアを進めていってほしいです。

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