育成年代

速くゴールに辿り着けるかを競うスポーツではない

Buenasss!!!

昨日あるクラブのカンテラディレクターたちに送ってあった日本のU12の全国少年サッカー大会の決勝の感想が返ってきました。

色々な意見をもらいました。

縦に焦っている。

どれだけ速くゴールまで辿り着けるかを競っているように見える。

ボールを動かす目的が見えない。

etc.

他にもたくさんの意見が出ましたが書ききれないのと上記の点は僕も同じことを思っていたのでここに書きました。

日本が悪くてスペインが良いとかいう話をしたいわけではなくてサッカーにはスタイルがあるので何が良い悪いはないというのはわかっていますが選手の成長という点で考えてもらいたいと思い載せました。

前にブログにも書きましたが日本の決勝を見てもそうですがパウサ(タメ)がにはないのでボールが縦に縦に動きます。

確かにまるでゴールまでどちらが速く辿りつけるかを競ってるように見えますよね。

なぜ焦ってるのかなって。

DFラインでもMFラインでもサイドからサイドにボールが動くシーンはほとんどなく、DFラインからMFラインかFWのラインへのボールが動くシーンで前前前。

サッカーは11vs11でどう攻めどう守るかということをベースにそこに必要なことを知りその中で自分の能力をどう活かしどう勝利に貢献するかだと思うので日本の決勝のようなサッカーではそれは身につかないと思います。

もちろん決勝にいけなかったチームで下からボールを動かしてサッカーをするチームもあったでしょう。

でもそういったチームはもちろんミスで失点して負けるリスクは高いかもしれません。

なぜなら自陣にあるボールを敵陣に一発で入れるサッカーをしてるチームは自陣でミスして失点というリスクはほぼないからです。

ただサッカー理解度といった部分はこのミスをしながらでしか学ぶことができない。

あくまで僕個人の意見ですし日本のサッカーを否定するわけではないですが育成年代の選手がサッカーというスポーツを学べるのはスペインのサッカーだと思います。

日本の決勝U12(2009年生まれ)

U12(2010年生まれ)

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