育成年代

自分のポジション以外をプレーしろと言われたら…….

Buenassss!!!!

今日は色々なポジションでプレーすることのメリットについてです。

選手によってはこのポジションしか自分はできないと思っている選手がいて、自分のポジション以外で使われることをマイナスに捉える選手がいますが僕はプラスもあると思っています。

新しいポジションでプレーすることで発見が必ずあるからです。

あっこのプレー実は結構得意だなとか、やっぱりこういうプレーは苦手だなでもなんでも良いんですが発見があるはずなんです。

新しいポジションでのプレーを拒むことは自分の可能性を広げるチャンスを狭めてしまうことになるんです。

自分が何が得意でピッチのどこが自分が最大限生きる場所なのかを知るチャンスでもあるんです。

今でこそアトレティコマドリードの中心選手としてフル稼動しているスペイン代表のマルコスジョレンテは

2018年までレアルマドリードでくすぶっていましたが2019年にアトレティコに移籍して、シメオネ監督がもともとボランチの選手だったマルコスジョレンテを、攻撃的なポジションで起用したんです。トップ下をやったり、ジエゴ・コスタとの2トップの一角を任されたりして、チャンスメイクをしたり、ゴールも決めたり、ポストプレーもしたりと、FWなど攻撃的なポジションでも仕事ができる自分を発見したんです。

そこからサイドバックでも起用され始め、スペイン代表ではサイドバックとして起用されるようになり、守備力と攻撃の能力が求められるサイドバックとしてアトレティコマドリードでも起用され活躍しています。

自分のポジションではない場所でプレーすることでマルコスジョレンテのように自分の才能に気づくきっかけとなるかもしれないんです。

ただ1つだけすごく大事なことがあります。

マルコスジョレンテがコンバートして成功できたのは彼のサッカーIQが高かったからです。

各ポジションで求められること、各シチュエーションでやらなければならないこと、自分に求められること、プラスアルファで自分がチームに与えられることなどを頭で理解した上でピッチでそれを表現できるかが大切なんです。

だから選手たちには頭の部分での成長を求めていってほしいんです。

才能があるだけでは生き残れない世界だからこそ自分の才能を最大限引き出すための努力をやめないでほしんです。

どこまでいっても昨日の自分よりも進化しようとするかが大事です。

向上心を失わないかぎりどこまでも成長できます。

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