育成年代

指導者は人格者であれ

Buenassss!!!!

今日は育成年代においての指導者の人格って大事だよね。って話です。

こっちに来てから色々なクラブの指導者のトレー二ングを見てきて指導内容やトレーニングメニューなど本当に勉強になるなと思うのと同時に人格が優れている指導者のトレーニングは雰囲気がいいというのがあります。

選手のプレーする姿勢に明らかに違いがあるんです。

もちろん選手の年齢や能力の違いによってそこにあるプレーの質などは異なるのですが選手が迷いなくプレーしてるという点が共通しているんです。

スペインであろうと日本であろうと育成年代の選手は人としても選手としても未完成で当たり前なので、成長過程にある選手はミスから学べる環境が必要なので指導者が選手自身の判断でしたプレーを尊重するスタンスがあるかが重要になります。

育成年代はミスをしないといけない。これはレアルマドリードのカスティージャより下のディレクターであるマヌと話をした時に言われたことです。

レアルマドリードほどのビッククラブで重圧を常に感じながらプレーする選手であれば何歳であろうと結果を求められると思うのですが勝者のメンタリティを求める中でも育成においてミスから学べる環境があることの大事にしているんです。

自分の判断でプレーしたときに結果的に仮に失敗になったとしてもそのチャレンジ自体を受け入れるような指導者のスタンスが選手のチャレンジを肯定することになるので指導者のリアクションやアプローチの仕方一つで小さい年代であればあるほど大きな影響を与えます。

プロであれば判断ミスをして失点につながったり、得点機会の損失となった場合は次の試合に出られなくなると思いますが、育成年代では判断ミスで失点をしたとしても、違う部分でチームに貢献できる部分があるとすればその失敗から学べるようにしていけばいいだけですよね。

育成年代であれば十分に伸ばしていける時間があるので今はできない部分があっても数年後には伸びている可能性があるので今だけを見ないようにする視点を指導者が持っているかが大切だと思うんです。

子ども1人1人伸びるタイミングが異なるので特に育成年代の指導者には今のパフォーマンスや身長などで判断することなくどういう機会を与えればそれぞれが成長していけるか、最大限能力を引き上げてあげられるかを考える必要があります。

人格のある指導者には我慢強く支える懐の深さがあるんです。

ここに関しては日本でもスペインでも変わらず世界共通。

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