Buenasssss!!!!!
今日はベルギーとオランダのリーグについてです。
特にベルギーリーグは10人以上の日本人選手が所属しているリーグで最近は日本人選手の欧州の登竜門みたいに機能していますよね。
ではなぜ今ベルギーに日本人が多いのか?
それはベルギーリーグ(ジュピラープロリーグ)に外国人枠・EU外選手枠といった国籍による登録・出場規制がないからなんです。
唯一の規則としてはベルギー国籍またはベルギーで教育を受けた6人の選手が試合に登録をされていなければならないということくらい。
だから日本人に限らず、外国人枠がある他のリーグに比べて挑戦のハードルは低いんです。
それに加え、25歳以下の選手については源泉税の還付制度があるため、クラブ側は25才以下の選手を獲得することにメリットがあるので獲ってもらいやすい。
オランダリーグ(エールディビジ)
オランダのリーグも外国人枠は存在しません。
ですが外国人選手の最低年俸が定めれているんです。
20歳以上の選手年俸は400,000€以上(約5200万円以上)。
しかし20歳未満の選手であれば半額の年俸200,000€以上(約2600万円以上)で契約が結べるんです。
外国人枠はないんですがこのルールによって移籍に制限がかかっているので現状20歳以上の日本人選手(外国人選手)にとっては狭き門となるリーグです。
オランダリーグに挑戦する場合は400,000€以上(約5200万円以上)の価値と認められる選手になるか、PSVの堂安律選手のように10代でオランダに挑戦し、1年で活躍して自分に400,000€以上(約5200万円以上)の価値があることを証明し20歳以降の契約も勝ち取るかの2択となります。
ただオランダは選手の平均年齢が24歳なので若い選手がステップアップしていくリーグとして捉えると良いかと思います。
もちろん、堂安選手がいるPSVやチャンピオンズリーグ常連のアヤックスなどの強豪クラブは別です。サラリーを見ても別格なのでここのクラブでプレーするということは5大リーグのクラブでプレーすることと同等、もしくはそれ以上の価値があります。
オランダに挑戦するのであれば10代で挑戦する方がハードルは低いんです。
今欧州で活躍している日本人選手を見ても10代で挑戦している選手が多いのもそうゆう理由もあると思います。
日本代表 堂安律のチャンスの掴み方
彼がオランダに挑戦したのが2017年の夏、19歳のとき。
ガンバ大阪からのレンタル移籍(買い取りオプション付き)で年俸はたしか300,000€。
堂安に与えられた時間は1シーズンだった。
1年で400,000€以上の価値を認めさせることができなければ、完全移籍はないという簡単ではない状況に置かれていた。
そんな状況で迎えた初のエールディビジで本人が目標としていた2桁ゴール、10ゴールをマーク。
その活躍を認められてフローニンゲンへの完全移籍を勝ち取った。
堂安選手のように10代でオランダに挑戦するという選択肢もありだと僕は思っています。
ただオランダよりも外国人枠がなく、年俸の縛りもないベルギーの方に日本人が流れるのも理解できます。
ベルギーの場合はシントトロイデンのようなクラブがあることも非常に日本人選手にとっては大きいですね。
国の選択も重要ですが昨日も書きましたが欧州挑戦の年齢についてはしっかり考えることをお勧めします。