挑戦

自分の現在地を知った後

Buenasssssss!!!!

今日は自分の現在地を知った後にどうしていくかが1番大事だよ。って話です。

あるクラブのカンテラに練習参加した選手たちの評価をクラブのディレクターと話していたんですが全体的に攻撃的な技術面はとても優れているという評価でしたが技術といっても局面によっては課題も見えた選手もいる。

例えば、運ぶドリブルが得意だが中、長距離のドリブルをしてるときは状況判断が下がるというのです。

ここで考える理由は幾つかあります。

中長距離をドリブルで運べているときというのはスピードが上がっているので顔を上げられていないということが考えられるのと単純にスピードを上げたドリブルをあまりしてきていないので技術レベルが低いということも考えられます。

単純にドリブルの技術の部分が上がれば顔をあげる余裕が生まれるでしょう。

もう1つは戦術的部分の指摘がありました。

ボールを受ける位置(高さ)を理解しきれていない(自分の位置を低くしすぎたり前に出すぎたりしてしまい、パサーとレシーバー両方に困難をもたらす傾向が明らかにある)

これは攻守において味方や敵のポジションによって生まれるスペースが変わるので状況に適したポジションを取れていないという部分を言われているんです。

この選手はU12ですが既にチームの1人としてどう機能するかを求められてるんです。

チームメイトを考えつつ明確に優位性のあるプレーに目を向けなければならない。

最後にデュエルの部分はほとんどの日本人選手と同じように課題として挙げられていました。

ここに関しては理解しながらも変えるのが簡単じゃないのです。

ここでいえばプレスの間合いを変えることと身体のぶつけ方、タイミングを掴むことが大事になります。

とにかく何度も何度も自分からぶつけにいくこと。

そうすることで距離、当て方、タイミングが掴めるようになるんです。

僕が南米で見ていたU12カテゴリでは監督が激しくいけという指示が飛ぶことはなく、逆に行き過ぎる子どもを落ち着かせていました。

日本の子は初めからブレーキをかけることができるがゆえに行かないので逆にブレーキを取るくらいの勢いで入れ替わってもいいからまずはもっと距離を詰めて身体をぶつける回数を増やしていく必要がある。

かわされようがもファールになろうがとにかくまずは突っ込む。

突っ込むことができれば止まることはできるから大丈夫。

ここではわりかし課題を多めに紹介しましたが長所もたくさん挙がっていたのでこうやって今の自分の現在地を知った後に長所や課題に対してどう向き合って取り組んでいくかが全てです。

知っただけで終わってしまってはいけなくてそれをどう自分の成長に生かしていくかにこだわっていくべき。

来週も再来週もあるクラブに練習参加する選手たちがいるので彼がどのような評価を受け、そこから彼がどうその評価に対して向き合っていきどう成長していくかが楽しみです。

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