Buenass!!!
昨日はスペインのテルセーラ(5部)の試合を見に行ってきました。
アルコルコンB(U23) VS アルカラ。
2004のFWを見に行ったんですが、まさかの招集外。
2004でテルセーラで活躍できる選手はそうそういないのでどれくらいやるかを見たかったんですが、残念でした。
改めてテルセーラでプレーするのは簡単ではないですがインテンシティとリズムに適応できればアジア人でもやれる選手はいるのでなるべく早く慣れることができるのかが鍵になる。
ガーナ→スペイン
現アーセナル所属のガーナ代表のトーマスパーティは17歳の時にガーナからアトレティコマドリードに来ました。
彼がスペインに来れたのには親の多大なるサポートがあったんです。
彼の家庭は裕福な家庭でもなかったし、兄弟も多く両親は簡単にスペインに送り出すことができなかった。
ある日、ある大会で代理人の目に止まりスペイン行きが決まったのだがトーマスは家族に相談することなく自分で決断をして代理人とスペインに飛んだんです。
次の日にお父さんに連絡をすると驚きながらもトーマスの決断を尊重し、サポートすると約束してくれました。
そしてその後お父さんは家を売却し、毎月パーティにお金を送ってくれていました。
そのおかげでトーマスはスペインで不自由なく生活することができ、順調にキャリアを進めていきます。
トーマスは着いた初日にすぐに自分はここで成功するんだと覚悟を固めていたんだそうです。
ただ寒い場所で生活すること自体にも慣れていなかったし、考え方も文化もまるで違かったのでまずはマインドセットをしてメンタルを変えていきました。
そうやって徐々に適応し、アトレティコのJuvenilA(U19)からB、そしてマジョルカ、アルメリアにレンタルで移籍した先で経験を積み、アトレティコトップに戻りチャンスを掴みリーガ優勝を経験。
その活躍もあり、アーセナルが保有権を獲得する形でアトレティコに約5000万ユーロ(62億円)の違約金を払い、トーマスは62億円を置き土産として恩を返す形でアーセナルに移籍。
この話を聞いて選手自身の決断、覚悟は必要不可欠だなと改めて思ったのと同時に親のサポートや理解は選手の成功に欠かせないものなんだということもわかってはいたけどその重要性を再確認しました。