未知なる可能性を信じて一歩踏み出す

Buenasss!!

最近良い環境がプラスに働かないこともあるなと感じています。

心地良い環境は人の能力を温存させてしまうことになる。

やるしかない環境にいたら人はやりますが頼るものがあれば楽する方向にいきます。

そうするとトライする機会や失敗し学ぶ機会を失い成長できない。

なので見てはいるものの手は差し伸べないという選択肢を持つことがすごく大事になります。

例えば、外国人と共同生活することにストレスを感じるという子を1人部屋に移すことで適応する機会や自分を認識する機会、言語も文化も常識も価値観もバックグランドも違う人とコミュニケーションする機会を奪うことに繋がるのでストレスを取り除くことを優先するのか、いろいろな機会を逃さないようにするのが良いのかをその子と状況を見て判断する。

すぐに良い環境を与えることがその子にとって良いかは別です。

経験することでその子のためになるのであればあえて手を差し伸べない選択肢を持つことは必要です。

そして大事なのはその子が現地のコミュニティにも入っていけるかです。

これはスペインだろうとポルトガルだろうとベルギーだろうとアフリカだろうとアルゼンチンだろうと同じで現地のコミュニティに入れば知れることも学べることも一段と増えます。

同じ国に同じ期間いてもどこのコミュニティにいるかで見える世界は大きく変わります。

中には外国人と一緒に住むなら日本人と一緒に住みたいという選手がいるのですが本当に将来世界で活躍するというのであれば違いに適応できる適応力が必要なのでそんなこと言わずに適応する努力をしろと思ってしまいます。

本当にストレスがかかるのであればもちろん環境を変えますが、成長の機会を奪ってしまうことにもなるので慎重に判断するようにしています。

あくまで選手たちが世界で活躍することを目指してるという大前提がありますが今僕がサポートしてる選手は大きい夢があります。

誰だってその子が本気であれば可能性は全員にあると信じきっています。過去にどこにいたとかはどうでもよく今のその子にしか興味ないです。

誰に強制されてるわけではなく自分で選択肢してここにいるわけでやりたくないなら帰ればいい。

自分の意志に夢を信じて家族がサポートしてくてるわけなのでやりたくないならやめればいいし、夢を成し遂げたいなら行動し続けて前進していくしかない。

言葉ではなく行動で見せるんだ。

もし気持ちが変わって違う道に行くことは悪いことではない。むしろ情熱がなくなってるのに言ってしまったからと惰性でやり続けれることは全員にとって良くないのでそれも一つの決断。

でも先がわからない中で自分を信じて夢に挑戦したことには変わりないと思うので自分を信じて行動を積み重ねてほしい。

ソンフンミンだって久保健英だって、若くして国を出る時に自分が成功するかどうかなんてわかっていなかったのは同じ。

それでも自分を信じて未知なる可能性にかけて挑戦したわけです。

挑戦して自分の夢を叶えられなかった人たちもたくさんいるので挑戦を美化するつもりはないですが誰だって挑戦の前に結果を知ってる人はいないです。

だから結果がどうなるかわからないなかで自分の未知なる可能性を信じて一歩踏み出すしかないわけです。

そして僕は挑戦して自分の選手としての夢を達成できなかった1人ですが挑戦で得た経験によって新たな夢に挑戦することができているので幸せかどうかとして捉えたら挑戦の結果は関係なく夢に向かって真剣勝負している経験が財産になると思います。

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