Buenasss!!
今日はU23チームがリーグに参戦することの重要性についてです。
これは育成の最終段階において非常に重要なことだと考えています。
日本は2019年でU23チームのリーグ戦への参戦を終了しました。
それまではガンバ大阪U23やFC東京U23などがJ3に参戦していたので現PSVの堂安やマンチェスターCからポルトガルにレンタル移籍してる食野やポルティモネンセの川崎修平などの若手が18歳、19歳でベテランとの対戦を経験できたりと成長するきっかけを得ていた場所だった。
しかし今はU23のシステム自体がなくなりガンバ大阪U23も廃止になったりとサテライトのシステムがなくなってしまっている。
これは若手選手にとっては大きなマイナスである。
例えばFC東京に久保健英がいた時も16歳でトップカテゴリのスピードやインテンシティの中で経験を積むことができたのはJ3があったからだと思うんです。
スペインでもラウル監督率いるレアルマドリードのU23チームであるカスティージャやFCバルセロナB、バジャドリードBなどがスペイン3部に参戦したり、アトレティコマドリードBがスペイン5部に参戦していたりするようにユースカテゴリからトップカテゴリに移り変わるための欠かせないステップアップとして捉えられています。
練習試合ではなく、経験のあるベテラン選手などと真剣勝負の場であるリーグ戦で試合の経験を積めるというのがユース世代の選手がトップカテゴリのスピードやインテンシティ、戦術理解度などに慣れるために必要不可欠なんです。
そう考えると今の日本は育成の最終段階を失っている状態でいるようなものなんです。
本当にJが何を考えているのか分からないし、これは育成の現場としては大打撃だと思います。
何より若い選手には、緊張感のある試合ができる環境が絶対に必要なんです。
スペインはこのU23チームだけでなくU19からプロ同様にチャンピオンズリーグがあったりその下の育成年代のリーグ戦のシステムも選手が緊張感ある試合を経験できるようになっています。
だからあれだけ若い選手たちが次から次へと出てくるんです。
このままでは才能があるのにもかかわらず日本の若手選手が出てこなくなってしまうという危機感がある。