Buenasss!!!
先日、FCバルセロナの女子トップチームの監督のジョナタンにバルセロナのプレーモデルについて話してもらいました。
彼とは先月バルセロナに行った時に久しぶりに会い、今度日本人選手たちにプレーモデルを伝えて欲しいとお願いしていたのでそれが実現しました。
面白い話はたくさんありましたが1番頭に残ってるのはチーム内でコミュニケーションができてるかということが良いチームであるかを測る基準になるということです。
これは簡単に言えばチーム内で全員が同じ言葉を話している(同じイメージ、考えを持っている)かどうかということを日頃からトレーニングすると言っていました。
要するにパス1つ取っても全ての動きに意図がなければ、ジョナタンのいうコミュニケーションは成り立たないんです。
言葉を介さないコミュニケーションができるから攻撃においても守備においても連動したプレーができる。
そして優位性というのを5つに分けて考えていることは知っていましたが、ここまでかというくらい細分化して状況をとらえているのにはびっくりしました。

ジョナタンは指導者として本当にリスペクトできます。
ここまでのレベルでサッカーを熟知してる指導者は世界的にもいない。
こうゆうふうにサッカーを見ることができれば攻撃も守備ももっと深く考えることができるようになります。
欧州のトップを目指すなら深い部分でサッカーを知ることが必要です。
FCバルセロナで頭の部分で求められてるレベルを知るともっと考えなければいけないなと思わされました。
たまたまとか偶然とかはなく、全てに意図があるプレーをするためにはインテリジェンスは必要不可欠でフィジカルレベルで勝負できる選手以外が生き残る上でインテリジェンスの重要性は選手に理解してもらいたいです。
もう1つジョナタンとレアルマドリードのフェルナンドが得点力を増やすために必要なことに共通して話していたのはゴール方向に向かうマークを外す動きを増やすこと と シュート数を増やすということです。
ここは得点不足に悩む日本に重要なヒントだと思っています。
シュートを決められるようになる前にシュート機会を増やす努力から始める。
そうすれば、自ずとゴールを決められる確率は高くなるでしょう。
もっともっとサッカーというゲームの理解を高めていかないとスペインサッカーに適応することは難しいと思います。
とにかくもっとサッカーを深く考えよう。
