Buenasss!!!!
今いる環境でできることを全力でやるってことができない選手が成長をしていくのは難しい。
ここスペインでは日本以上に整っていない状況でやらなければいけないことが多い。
あれがないから、これがないからと環境のせいや外的なものへ原因を探すことはできるけどそれだと自分の成長はない。
試合中、もし周りのサポートがないなら自分でどうにかして打開していくはず。
それは私生活も同じ。
なんでも日本みたいに整っていて、すぐに解決策が用意されている国ではない。
でもだからこそ成長できるし、自分でできることが増えて成長できる。
間違いなく人間的成長は整っていない環境で育つ。
この国でこれがないからあれがないからと始まらない。
今置かれた場所で全力でやることが求められる。そうやって困難を乗り越える力がついていく。
それこそが生命力(バイタリティ)で、この国は人として強くしてくれる。
逆に言うと、どんな逆境に立たされても強い気持ちを持って乗り切る覚悟を持っていなければ成功できない。
サッカー的に見ても強い気持ちを持って自分をピッチで表現できる選手じゃないとピッチで消えてしまう。
ほんとそれくらい重要。
根性論みたいので片付けたくないけど、ぶっとい芯が通ってない選手はどこかで折れる。
これは絶対。
上手さだけでは困難は乗り越えられない。
最後は人としての強さです。
だからこそ人としてという部分を大事にしてほしいんです。

日本で継続して才能を育てていくプロジェクトをどのように誰と作っていくかを含め考えています。
結局継続性のないプロジェクトや名前だけが先行するものをやっても意味がないのでそこはすごく考えています。
1度決めたらあとは成功となるまでやり続けるだけなので決断するまでは考え尽くします。
でも本当に誰とやるかが全てということをたくさんの人ととの出会いで教えてもらいました。
人間性は嘘をつかない。
今月からスタートさせたインターナショナルアカデミーで指導してもらってるディエゴもレアルマドリードやパナシナイコスというクラブにいたという実績以上にサッカーに対する考え方や情熱がある人だからお願いをしましたし、
昨年まである日本人選手がお世話になっていたセルヒオも今シーズンからレアルマドリードに引っ張られてAlevinAの監督として活躍しています。
僕が出会った時はまだ5部のチームのコーチをしていましたがひしひしと伝わるおれは上に行くという向上心を持っていました。
だから強い気持ちを持っている人間であれば今いる場所がどこであれ、上に上がっていくと思っているので上手さよりも気持ちの強さを大事にしたいんです。
