Buenaaaaaaaaas!!
今日はタイトルの通り夢が与えてくれたものについて書きたいと思います。
僕は18歳で世界で活躍する選手になる。という夢を持ち日本を出ました。
ブラジル、アルゼンチンで4年以上毎日その大きな夢の実現のために真っ直ぐに努力してました。
夢を描くのに条件もなければ大きさにも数にも制限はないですよね。
だから誰に許可を取ることなく自由に夢を描いていいんです。
でも僕の場合は結果的に夢を叶えることはできませんでした。
じゃあ今僕が大きな夢を持って海外に出て失敗だったかとも思うかと言えばその逆で本当に出て良かったと思っています。
結果が出なかったことに関しては今でも悔しいですが挑戦自体はもう1度生まれ替わっても必ずします。
僕は世界で活躍する選手になるという夢自体は叶わなかったものの、その後定めたフットサル日本代表になるという夢自体は叶えることができました。
でもその時思ったんです。
夢が何なのかにもよるかもしれませんが夢を叶えた時にあるのはほんの一瞬の達成感なんだなと。
夢を叶えた後にすぐにもっと上手くなりたいと次の夢に向かって進んでいる自分がいました。
夢が叶ったことに浸っていたのはほんの一瞬だけでした。
そこで僕は夢を叶えることにそんな大きな価値はないんじゃないかと思ったんです。
もちろんその瞬間は凄い達成感がありました。
でも今までの全ての苦労が報われるとまでは思えなかったんです。笑
もしかしたら達成できたものが小さい時から夢見た世界で活躍する選手だったら違ったのかもしれません。
これはあくまで僕の場合の話なので一概に全ての人が僕と同じように感じるわけではないと思います。
でも僕は夢が叶わなかったとしても大き夢を描き、そこに向かって本気で向き合い続けて良かったなと今は思えています。
そう思わせてくれるのは夢を叶えるために突き進んでいく途中でした経験や人との出会いがあったからです。
その過程で出会った人との関係は引退した今ですらなお続いていてこれは一生ものです。
だからこそ大きな夢を持って挑戦することの真の価値は、その夢を叶えられたかどうかではなく、その過程でどんな経験をしたかと人との出会いにあるんだと思っています。
大きな夢であればあるほど色々な壁にぶつかることも苦しい時もあります。
ですが大きな夢に向かって真摯に向きあっていけばその過程で大切な出会いがあり、その過程でする経験は人生の財産となるものになります。
なので、子どもたちには結果を気にすることなく、自分がワクワクするような大きな夢を描いて真摯に夢に向きあって日々真剣勝負していってもらいたいです。