Buenas!!
やはり海外で活躍するにはコミュニケーション能力が必要だと感じます。
基本的に海外に来たばかりのときは言葉がわからないので会話の内容が全く自分に入ってこないという状況に身を置くことになります。
でも言葉がわからないことに対してストレスを感じるからといってそこから逃げてしまったらチームに受け入れてもらえません。
僕もブラジル、アルゼンチンにいたときに最初は言葉が1人だけわからない中でチームメイトの会話の中にいました。
そこから逃げなかったから今でも続く関係性を築くことができたと思うし、その時間があったから言語力が伸びたと言い切れます。
その当時日本人の輪の中にいればもっと楽だったし、その時に苦しい想いはせずもっと楽しめたとは思いますがブラジルやアルゼンチンのアミーゴはできていなかったし、言語がここまで伸びなかったでしょう。
そして会話がわからない中にいる経験をするからこそ会話の中で言葉がわからない人間がどう振る舞うべきかを学ぶことができました。
もし海外で言葉がわからないなら言葉を使ってコミュニケーションを取る方法は取れない。
そこで有効になるのは言葉がいらない歌かダンス。
皆んなの前で何かを披露するというのは海外で受け入れてもらうために誰でも通る道だと思います。
実際、日本代表の選手たちも新しいチームで自分を受け入れてもらうためにやっています。

海外で活躍することと関係ないように思うかもしれませんが恥ずかしさを捨てて、どれだけ自分を曝け出せるかというのは海外で活躍するために非常に大事なことです。
下の動画では乾選手、久保選手、武藤選手、長友選手が海外で活躍できた理由がわかるので是非見てください。
https://m.youtube.com/watch?v=SNkCNVtn0VM
長友選手くらい行けたらどこの国でも活躍できるでしょう。笑
外から来た人間が自分をオープンにしない限りは受け入れてもらうことは難しい。
チームスポーツにおいての成功はチームありきのものなので違う自分を演じてでもチームに馴染む努力は必要不可欠です。
先日、メンタルトレーニングで選手にゴール設定をしてもらい、そのゴールから逆算して今やるべき行動まで考えてもらいましたがその行動のほとんどはプレー面のことだったんじゃないかと思います。
でももしゴールがスペインもしくは海外で活躍することだとしたら、ピッチ内だけのことだけでなく、コミュニケーションについての行動が挙がっていなければおかしいんです。
なぜなら真剣にスペインで結果を出そうと思っていたらコミュニケーションの面で壁にぶつかっているはずでそこを解決するためにどうしていくかと考えるはずです。
もし、プレー面だけしか考えていないのであればそれは海外で結果を出す覚悟が足りていないように感じてしまいます。
日本にいて将来海外で活躍したいと言ってる選手がコミュニケーションの重要性に目が向いていないのは仕方がないと思えますが、今こっちで戦っていて、コミュニケーションの難しさを感じられていないのであれば、理由は2つしかないです。
1つ目はコミュニケーションが十分に出来ているからそこに目を向ける必要がないという選手か、
2つ目はチームの輪に入ろうとせずにただ自分のプレーを伸ばすことだけを考えている選手かです。
でも、もし海外で活躍しようと思うのであれば、自分をさらけ出して受け入れてもらってチームの一員になる努力なしでは難しいのでプレーだけでなくコミュニケーションの部分に逃げずに向き合ってほしいと思います。
